三年の教室に、遊び人の居る教室に向かうと笑い声が聞こえた。

「一回、付き合おうって言ったんだよ。そしたら、目をキラキラさせて。マジで笑いそうだった。本気で、動画撮れば良かったなぁ。」

「本当だよ、海斗ー。」

「悪りぃな。」

「あの子とのエピソード他にも教えてよー。」

「何から話そっかな?」

「そんなにあるのかよ。」

「いや、マジでアイツは面白い女だから。告白されてショックだったなぁ。アイツ以上に面白い奴とか居ねぇからさ。」

もう、耐えられなかった。