「えっ・・・と;;;;」



私、何で睨まれてるの?;;;



「もしかして・・・・あんた、佐伯えな?」



「うっ・・うん。そうだよ?」



「あぁ。家が世話してやる女か。」



・・・・・。



なんか・・・もの凄くさっきと態度が違うんですけど?!



もしかしてあれ??!



この子も悪魔??!



「そうだ、紹介しとく。俺の弟の春都<ハルト>。」



「よっ・・・よろしくね**春都君**私、佐伯えなです。」



「・・・・お前、低脳なんだな。」



はぃ?



「俺、さっき“あんた、佐伯えな?”って聞いただろ。ってゆーことは、俺は、あんたの名前を知ってるってこと。それなのに自己紹介なんかしちゃって・・・・バカはこれだから困るよ。」



・・・・・・いやっ、何かもうね・・・いきなり過ぎて怒る気にもなれないですよ;;;



私の予想通り・・・・この子も悪魔でした。お兄様の前だけ天使になる悪魔・・・・



「まっ、そーゆーことでメイドさんよろしく**黒笑」



「女、お兄様に近づくな!!!!」



私・・・・・お先真っ暗です;;;泣