そう言ったのは、もちろん私にキスしてきた最低な男・・・・“千尋お坊ちゃま”



さっきとは、まるで違う爽やかな笑顔、口調で対応する。



こいつ・・・世の言う二重人格ってやつだ・・・悪魔だ!!



私は、そう確信すると・・・



「なんで、さっきと態度が」



「佐伯さん**」



なんで、さっきと態度が違うのよ!!この二重人格悪魔男!!って言おうとしたのに!!



笑顔でこちらに向いてきた。



「ちょっと**」



そう言って、私の肩に顔を埋めた。



なっ何??!



そして、私の耳元で悪魔が囁いた。



「言ったらどうなるかわかるよな、佐伯?」



あいつは、それだけ言って私から離れ・・・・



「肩にゴミがついていましてよ**」



と言う。



この・・・悪魔がぁぁぁあああ!!!