意地悪★ご主人様

ギギィー・・・



そんなこと思っていると、目の前の扉が開いた。






「うわっ・・・・・・」



家の中に足を踏み入れると、そこはまさにシンデレラ城ともいえるつくりだった。



目の前には、左右に分かれている螺旋階段。そしてそこまで続く赤いカーペット。頭上には、シャンデリアが美しく光っている。



そして・・・



『お帰りなさいませ、旦那様**』



左右に綺麗に並び、綺麗にお辞儀をするメイドさん・・・・



私もこの人達と同じ仕事をするの??!



絶対に無理だと思いながら、私は、メイドさん達を見つめる。