先輩は、甘々で。




「い、いますよ。なんで知ってるんですか?」


「んー、知ってるから?」


「ほ、星橋先輩は、何者ですか?!」


「ふっ、普通の男子高校生です。」


「じゃあ、なんで──────」


「あっ、家ついたね。」


と、星橋先輩の目線の先には、私の家。
な、なんで知ってるの?もう、ここまでくると、
疑うよ?…すごい力を持ってるんじゃないかって。

そんなことを考えてると、
星橋先輩は、チャイムを押してるし…


「…先輩何するつもりなんですか?」


「んー?」


「はーい」


お母さん出てきちゃった!!