拓海の声に感じていることを言い当てられ、気が遠くなりそうなほど恥ずかしい。
「ヤバいな。本当に、可愛すぎて……」
感極まった声が聞こえた瞬間、グッと打ち付けるように突き立てられ、沙綾自身も知らない奥まで暴かれる。
激しすぎる快感に頭は真っ白になり、揺さぶられながら、ただ離れたくなくて必死に縋り付く。
「あっあっ、やぁぁ……っ!」
「沙綾、君を選んでよかった」
埋め込まれた熱をきゅうっと食い締め、限界を迎えた沙綾はくったりと脱力した。
「俺についてきたことを絶対に後悔させない。だから……」
なんだかとても幸せな言葉を聞いた気がするのに、過剰な快楽に極限まで耐えた身体は、あっさりと意識を手放してしまった。