Forbidden Love~どうか私に鏡を下さい。

「さぁ、出来たぞ。
たんとおあがり。」



(わぁ~~!)



おばあさんが次から次に料理を運んで来て、テーブルの上は料理でいっぱいになってしまった。
なんだか感激して、胸がいつぱいだ。



「どうした?
嫌いなものだったか?
食べられそうなものはないのか?」

「い、いえ、そうじゃないんです。
いただきます。」

私は近くにあった野菜のスープから手を付けた。



美味しい…!
野菜の甘みや旨みが胃袋にしみ渡るよ。
煮物も炒めものも、なんだかよくわからないものも…
どれも本当に美味しかった。
お城で食べていた豪華な食事よりも美味しいくらいだ。



ふと見ると、おばあさんはにこにこしながら私を見ていた。
私は小さく会釈して、食事を続けた。







「よくもこんなに食べられたな。」

出された料理はほぼ完食した。
途中でお腹はいっぱいになったけど、残したら申し訳ない気がして、無理やり全部食べたんだ。
食べすぎてお腹が苦しい。



「さぁ、これをお飲み。
消化薬だよ。」

「あ、ありがとうございます。」

私は手渡された丸薬を口の中に放り込んだ。



(に、にが……)