Forbidden Love~どうか私に鏡を下さい。

ジョシュアさんがおばあさんに何事かを耳打ちし、私とジョシュアさんはイザベラさんの部屋に転移した。



「わっ!どうしたんだい?」

「突然、すみません。
ちょっと失礼します。」

ジョシュアさんは、私を部屋の片隅に連れて行き、女神像を回した。
すると、壁の一部が回転し、通路が現れた。



「こっちです。」

「わしは気になることがあるから戻ります。」

おばあさんはそう言い残して、その場から消え去った。



通路の先には、部屋があった。
ジョシュアさんが蝋燭に火を灯した。



「しばらくここに隠れていて下さい。」

「は、はい。」



狭くて薄暗い部屋に一人で取り残され、絶望的な気持ちになった。



サーマリーさんは言っていた。
斬首にするって。
それって、首を斬られるってことだよね。
最悪だ。



ジョシュアさんはどうするつもりなんだろう?
お父さんを説得するつもりなんだろうか?



大丈夫なのかな。
やっと幸せになれるはずだったのに、結局は殺されてしまうのかな?
怖くて体の震えが止まらない。



王妃様なんて、大それたことを夢見たのが悪かったのかな。
顔を戻さなければ、こんなことにはならなかったのに。
私は、声を殺してすすり泣いた。