だけど、考えてみれば、元の世界には私を待ってる人はいない。
だったら、ここにいる方が…
「驚かせてしまって申し訳ありません。
すぐには返事なんて出来ませんよね。
ゆっくり考えて下さい。」
「良いのですか?」
「もちろんです。」
ほっとして、全身の力が抜けた。
*
「なんですぐに返事しなかったんだよ。」
私達は、イザベラさんの部屋でお茶を飲んでいた。
「だって…あまりに突然のことで…」
「王子のこと、嫌いなのか?」
「い、いえ。」
嫌いどころか好きだよ。
でも…
何ももったいぶってるわけじゃなくて、とにかく、混乱してるだけ。
「庶民が王族に求婚されるなんて、滅多にないことだ
ぞ。」
そうだよね。わかってる。
やっぱり、これは受けるべきだよね。
そう思うけど、すぐには返事が出来ない。
だって、私は今までジョシュアさんと付き合ってたわけでもないし、好きだと言われたこともない。
それに、生贄というわだかまりもある。
まだ完全にふっきれたわけじゃない。
確かに、嬉しい気持ちも本当だ。
こんな私を好きになってくれるなんて、ありがたい。
でも、私のこの顔は偽物。
本当の顔を知ったら、嫌いになるかもしれない。
まぁ、おばあさんが魔法を解くまで、元の顔にはならないだろうけど。
だったら、ここにいる方が…
「驚かせてしまって申し訳ありません。
すぐには返事なんて出来ませんよね。
ゆっくり考えて下さい。」
「良いのですか?」
「もちろんです。」
ほっとして、全身の力が抜けた。
*
「なんですぐに返事しなかったんだよ。」
私達は、イザベラさんの部屋でお茶を飲んでいた。
「だって…あまりに突然のことで…」
「王子のこと、嫌いなのか?」
「い、いえ。」
嫌いどころか好きだよ。
でも…
何ももったいぶってるわけじゃなくて、とにかく、混乱してるだけ。
「庶民が王族に求婚されるなんて、滅多にないことだ
ぞ。」
そうだよね。わかってる。
やっぱり、これは受けるべきだよね。
そう思うけど、すぐには返事が出来ない。
だって、私は今までジョシュアさんと付き合ってたわけでもないし、好きだと言われたこともない。
それに、生贄というわだかまりもある。
まだ完全にふっきれたわけじゃない。
確かに、嬉しい気持ちも本当だ。
こんな私を好きになってくれるなんて、ありがたい。
でも、私のこの顔は偽物。
本当の顔を知ったら、嫌いになるかもしれない。
まぁ、おばあさんが魔法を解くまで、元の顔にはならないだろうけど。



