Forbidden Love~どうか私に鏡を下さい。





それからはまた退屈な日々が再開された。
ダンスのお稽古がなくなったから、お城に行くことがなく、家にいても何もすることがない。



(ふぁぁ~~)



退屈過ぎて眠くなってきた。
昼寝でもしようかな、と思った時…



「王様が来られました。」

「えっ!?」



突然のことにびっくりしていると、ジョシュアさんが入って来た。



「こんにちは。」

「こ、こんにちは!」

「少し時間が出来たので、遊びに来ました。」

「あ、そ、それはどうも…
あ、王様にお茶を。」



私達は、長椅子に腰掛けた。
ジョシュアさんに会えるのは嬉しいけど、二人っきりって、なんだか気まずいなぁ。
しかも、今日はみすぼらしい身なりだし。



(あ!)



「あ、この間は素敵なドレスをどうもありがとうございました。」

「いえいえ、でも、とてもよくお似合いでしたよ。」

「はい、綺麗な色で、とても気に入りました。」

「それは良かったです。
あ…ダンスもありがとうございました。
ダンス…とてもうまくなられてましたね。」

「え、こ、こちらこそありがとうございました。」



ジョシュアさんとのダンス、本当に楽しかったなぁ。
もうあんなことは二度とないんだろう。
心のアルバムに、しっかりと記憶しておくよ。