「サンドラ、やるのだ!」
「は、はい!」
おばあさんは王様の指先を王子の中指に乗せ、呪文を唱えた。
王様の周りには人が集まり、すぐに治療が行われた。
「あぁ…指が…」
その間に、ジョシュア王子の中指は、何の損傷もない本来の長さに変わった。
付け足した指だとは思えない程、すごく自然だ。
「皆も見ていたな。これでジョシュアの体は完全体となった。
もう文句はなかろう。」
血の滲んだ包帯が痛々しい王様には、誰も何も言うことは出来なかった。
皆、一様に沈んだ顔で、部屋を出て行った。
「陛下…なんということを…」
王子は王様の前に跪き、涙を流していた。
「昨夜、夢でこの方法を見たのだ。
きっとエルシアの神のお告げだな。
だから、早速、側近達を呼び、実行した。
これで、この国は安泰だ。
ジョシュア、この先のことは頼んだぞ。」
「陛下……」
王子の涙はなかなか止まらなかった。
王様の深い愛が、ついに王子を救ったんだね。
でも、今度は王様が不完全になってしまったから、お城から追放されてしまうのかな。
それはあまりにお気の毒な気がするけど…
「は、はい!」
おばあさんは王様の指先を王子の中指に乗せ、呪文を唱えた。
王様の周りには人が集まり、すぐに治療が行われた。
「あぁ…指が…」
その間に、ジョシュア王子の中指は、何の損傷もない本来の長さに変わった。
付け足した指だとは思えない程、すごく自然だ。
「皆も見ていたな。これでジョシュアの体は完全体となった。
もう文句はなかろう。」
血の滲んだ包帯が痛々しい王様には、誰も何も言うことは出来なかった。
皆、一様に沈んだ顔で、部屋を出て行った。
「陛下…なんということを…」
王子は王様の前に跪き、涙を流していた。
「昨夜、夢でこの方法を見たのだ。
きっとエルシアの神のお告げだな。
だから、早速、側近達を呼び、実行した。
これで、この国は安泰だ。
ジョシュア、この先のことは頼んだぞ。」
「陛下……」
王子の涙はなかなか止まらなかった。
王様の深い愛が、ついに王子を救ったんだね。
でも、今度は王様が不完全になってしまったから、お城から追放されてしまうのかな。
それはあまりにお気の毒な気がするけど…



