「なぜだ。死んだと思われていたジョシュアがこうして生きていたのだぞ!」
「陛下、それは私の指のせいにございます。
不完全である者は王にはなれませぬ。」
「何を言う!
お前は幼いながらに、私を鷹から庇って指先をなくしたのたぞ。
しかも、亡き者にされようとし、長い間苦労して、やっと戻って来たのだ。
それを誰が咎めるというのだ!」
「しかし、決まりは決まり。
ジョシュア様の復位を認める者はおらぬでしょう。」
「誰が認めずとも、この私が認める!」
ジョシュア王子は、辛そうな顔で首を振った。
「陛下、私のためにそのようなことをなさってはいけません。
私は、こうして陛下とお会い出来ただけで幸せです。」
「馬鹿なことを!
この国には、今、跡継ぎがおらんのだぞ。
つまり、国が滅ぶかどうかの瀬戸際なのだ。
皆もそれをわかっているのだから、ジョシュアの復位を認めるはずだ!」
サーマリーさんは、さっきの王子みたいに、首を振っていた。
やっぱり、無理なのかな。
王子の復位は。
部屋の中が重苦しい空気に包まれた。
「サーマリー、何か策はないのか、王子が復位出来る手立てはないのか。」
「こればかりは、さすがに打つ手がございません。」
「そなた達はどうだ?
何か良い手立ては思いつかぬか?」
おばあさんやイザベラさんも、ただ俯いて首を振るばかりだった。
私からしたら、指先がないことなんて大したことじゃないと思うけど、王族にとってはすごく大変なことみたいだね。
「陛下、それは私の指のせいにございます。
不完全である者は王にはなれませぬ。」
「何を言う!
お前は幼いながらに、私を鷹から庇って指先をなくしたのたぞ。
しかも、亡き者にされようとし、長い間苦労して、やっと戻って来たのだ。
それを誰が咎めるというのだ!」
「しかし、決まりは決まり。
ジョシュア様の復位を認める者はおらぬでしょう。」
「誰が認めずとも、この私が認める!」
ジョシュア王子は、辛そうな顔で首を振った。
「陛下、私のためにそのようなことをなさってはいけません。
私は、こうして陛下とお会い出来ただけで幸せです。」
「馬鹿なことを!
この国には、今、跡継ぎがおらんのだぞ。
つまり、国が滅ぶかどうかの瀬戸際なのだ。
皆もそれをわかっているのだから、ジョシュアの復位を認めるはずだ!」
サーマリーさんは、さっきの王子みたいに、首を振っていた。
やっぱり、無理なのかな。
王子の復位は。
部屋の中が重苦しい空気に包まれた。
「サーマリー、何か策はないのか、王子が復位出来る手立てはないのか。」
「こればかりは、さすがに打つ手がございません。」
「そなた達はどうだ?
何か良い手立ては思いつかぬか?」
おばあさんやイザベラさんも、ただ俯いて首を振るばかりだった。
私からしたら、指先がないことなんて大したことじゃないと思うけど、王族にとってはすごく大変なことみたいだね。



