Forbidden Love~どうか私に鏡を下さい。

「とにかく、明日はうまくやらなきゃね。」

「そうじゃな。
ようやく王様と会えることになったんじゃからな。
失敗は許されんぞ。」



心配だけど、どこか浮かれてもいた。
王様、王子が生きてたことを知ったら、どんなに喜ばれることだろう。



王子もきっと嬉しいはず。
5つか6つの時に親と引き離され、それから約20年… 
実の親の記憶を封印されて生きて来たわけで…
その親と会えるんだから、そりゃあ、嬉しいだろうなぁ。



これから先、どうなるんだろう?
王子の話によると、復位は無理みたいだけど、でも、王様とはたまに会えるようになるのかな。
それだったら、まだ良いよね。
チャールズは、どうなるかな?
お城から追放される?
いや、そんなくらいじゃ許されない。
なんせ、王子を殺そうとしたんだから。
だったら、死刑?
十分有り得るよね。
でも、怖いのは怖い。
どんな方法かは知らないけど、人が殺されるところなんて見たことないもの。



いろいろ考えてたら、なかなか眠れなくなってしまった。
皆も緊張してるだろうに、もうすやすや眠ってる。
私もワインでも飲めばよかったかな。
仕方がないから、無理やりに目を閉じて横になっていた。