「雛ちゃん、はい!」


隣にいる春くんが私のお皿にお肉を乗せる


「ありがとう」


私はお礼を言ってお肉を食べる





ん〜!おいしい〜!


私は思わず笑顔になる


「雛ちゃんって美味しそうに食べるよね」



春くんが私を見て笑顔になる


そんなに見られると恥ずかしいんですけど…



「春くん、あんまり見られると照れるよ…」


私はご飯を食べる


「だって、見てたくなるんだもん」




また私に向かって笑顔を向ける


見てたくなるってなに?!



「春〜!俺にも肉くれ〜!」

「私も食べたい!」



私たちの前に座っているクラスメイトが春くんに注文をしている


「待って今順番に渡すから!
 衣生(いお)、お前は自分で焼けよ」


春くんがお肉を焼きながら前に座っている衣生くん?に返事をする