自分の部屋じゃないのになんでこんなにドキドキするんだろ




私は音の部屋の扉を開ける


この前と何も変わらない女の子って感じの部屋



落ち着いてて必要なものしかない

でもメイク道具や服がたくさんある可愛い感じの部屋




「とりあえず、座ろっか」

「あ、あぁ」


私たちは机の近くに座った








「なんでか緊張すんだけど」


陸くんが口を開く


「陸くんも?私もそう思ってた」


なんだろう…なんだか落ち着かない



それは陸くんも同じようだった




ガチャッ




「お待たせ〜!
 とりあえず、ジュースとお菓子持ってきたよ!
 あんまり食べると打ち上げの時に食べれなくなるから
 少しだけしか食べちゃだめだよ?
 じゃあ、私シャワー浴びてくるから、ゆっくりしてて」




話すだけ話して音は行ってしまった