陸くんが音ママにお辞儀をし微笑む


…なんて完璧な挨拶でしょう




音ママはその対応に感激しながら



「もちろん知ってるわよ!秋ちゃんと同じグループの子でしょ?
 まさか私たちに家にメンバーの2人がきてくれるなんて思っていなかった
 さぁ玄関じゃなくて中に入って?」



優しく微笑む音ママ



さすが音ママ陸くんのこと知ってたんだね

音が教えてたのかな?



でも2人ってことは…秋ちゃんも来てたんだ…


「ありがとうございます
 お邪魔します」


私たちは上がることにした


「雛、陸くんと一緒に私の部屋に行ってて?
 私、飲み物持っていくから」


音と音ママはリビングに行ってしまった






「じゃあ行こっか」


私は陸くんに言う


「あぁ」


陸くんは私の後ろをついてくる