あ、もしかして陸くんかな?

私は服を机の上に置き、スマホを取った


『今、大丈夫?』


『大丈夫!』


私が返信したのと同時に既読がつく



も、もしかして開いて待ってた?!


そう思うと同時にスマホが鳴った



ブーブーブーブー…



私の胸が高鳴る


落ち着け〜!私!


一度深呼吸置いて電話に出た



「も、もしもし!」


私はベットに腰かける


『フッ、いつになったら慣れるんだよ』

「う、うるさい、それは私も思ってることだもん」


陸くんの優しい声が私の耳元で聞こえる


『本当かよ、これは毎日でも電話しないとな』

「毎日?!」


毎日できるの?!


『ハハッ、そんな驚くなって
 嘘だからさ』