「花梨…買いすぎ」

「安いから大丈夫だって!」




「音ちゃん、これ着てほしいな」

「いいよ!試着してみるね」



「桃、好きな服あったか?」

「は、春くんはどんなのが好き?」



みんなそれぞれ自分の服、女の子たちの服を見ていた


春くんと桃ちゃんも一緒に見ているし桃ちゃん楽しそう




「みんなそれぞれ楽しそうでよかった」

「そうだな、なぁ…飯田さんって春のこと好きなのか?」


陸くんが私を見る


「えっ…」


な、なんで知ってるの?

私言ってないよ?


「なんでそう思うの?」


まだ確信しているわけじゃなかったからすぐにそうとは言わなかった


「だって春を見る目が他の男子に向けてと少し違う感じがする」



すごい、よく分かったね…


今は2人で桃ちゃんの服を見ているみたい

春くんが桃ちゃんに服を当てる