「音〜!」



私は小走りで音のところは向かう




「あ!雛たちだ」



音は私に気がつき、小さく手を振る


「お待たせ」

「ううん、大丈夫だよ
 雛たちはご飯食べた?」



私の隣に陸くんがくる



「うん、ハンバーグ屋さんで食べたよ
 すごく美味しかったなぁ」



私は音に答える



「へぇ〜陸ちゃんたちハンバーグ食べたんだ!
 今度僕たちと行こうよ!」



秋ちゃんが私たちの会話に入り、目をキラキラさせながら話しかける



「うん、行こ!」



美味しかったもんね



「だめ、秋行きたいなら俺と和とで行くぞ」


だめ…?


陸くんが秋ちゃんに返事をする