そして、すごく優しい目をしていた



打ち上げのときに雛たちが2人の関係を言わなかったから余計ややこしくしちゃったかな


一番話を聞きたいのは春くんだよね

できる限りのことは話してあげよう


早く次の恋に進めるように


もしかしたら次の出会いはすぐそばにあるかもしれないしね…?


「音ちゃん?」

秋ちゃんが後ろを振り返り、立っている私を呼ぶ


「今行く!」


返事聞くと秋ちゃんが手を差し伸べる


私はその手を握る


「みんなに一緒に話してあげようね」

優しい声で私に話しかける


「うん」

私は秋ちゃんに微笑んだ



私たちは手をつなぎみんなを追いかけた