真っ白な世界。

「じゃあ藤堂さん。」

「平助でいいよ。」

まゆきは少し黙った。

そして俺の目を

真っ直ぐに見て言ったんだ。

「平助。」

そしてまゆきは

部屋へ戻って行った。

俺はその場に座り込んだ。

胸が高鳴る。

気づいてしまったんだ。

自分の気持ちに。

俺はまゆきのことが好きなんだ。