真っ白な世界。

まゆきが女物を持っていたら

隊士達が怪しむかもしれない。

俺は忠告をした。

「うん。」

まゆきはそれだけ答えて

部屋に戻ろうとした。

「呼んでくれねーの?」

まゆきは振り返った。

「総司のことは呼ぶのに

俺らの事は呼んでくれねーじゃん。」

まゆきは総司以外の

名前を呼んだことがない。

俺は名前を呼ばれたいと思った。