真っ白な世界。

「さ、くら?」

まゆきさんは

桜を知らないようだ。

「お花です。

見に行けば分かりますよ。」

私はそう言って布団に入った。

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次の日。

朝は少し遅めに起きた。

そしてまゆきさんを起こす。

「おはようございます。」

「·····。」

相変わらずなまゆきさん。

今日も男物の着物を着せて

私はまゆきさんを連れ出した。