真っ白な世界。

最後に願いを言ってしまった。

「私が迎えに行くまで

希望を失わず必ず、生き抜いてください」

いつの未来か分からない。

それでもこの〝約束〟だけは

なんとしてでも守りたい。

まゆきさんは必死に首を縦に振った。

涙を堪えている。

抱きしめているととうとう

肩から上しか残されていなかった。

「絶対に大丈夫です

必ず迎えに行きます

絶対っ····絶対·····

まゆきさん、愛してます」

「私も沖田さ····━━ふっ━


消えてしまった。

まゆきさんが私の隣からいなくなった。

これを絶望というのだろうか。