真っ白な世界。

「まずは身を守る護身術から」

案の定私の腕を

捻ることをまだまだ出来ない。

来た時は

歩けないほどだったのだから。

ただまゆきさんは

必死に覚えてくれた。

きっと自分のためではなく、

私たちに後悔させない為に。

それは平助のことで

経験したからこそだ。

平助のおかげで

私はまゆきさんを

守ることができるのかもしれない。

2週間経つ頃、護身術は

かなりの率で成功するようになった。

私は立つことがさらに出来なくなった。