真っ白な世界。

一言喋るのもやっとな

平助はそれでも言葉を繋いだ。

「〝男〟としてだ」

潔く笑った男は

血塗れなのに爽やかだ。

昔は平助と走り回っていたな。

神社に山、そして····

この京の町。

「そ、うじまか····せた」

頷くことしか出来ない。