真っ白な世界。


体力がこんなに

無くなっているなんて。

それでも彼女が危険な場所へ

向かっているとわかっていて

足を止めることは出来ない。

小さく息を吐いて全力で走った。

「ふー·····」

まゆきさんに何とか追いつき

息を整えた。

刀をかまえるために

握ろうとするも

上手く力が入らない。

「平助····!」

まゆきさんの声と同時に

視界は暗闇の中の平助を捉えた。

━━━━━━ザシュッ━━・・・・