早朝まゆきさんが 起きる少し前に目を覚ますと 咳が止まらなかった。 心配させないようにと 外に出るとそのまま吐血。 運命を知ってしまった。 流行病になるなんて 想像もしてなかったが いざなってしまうと まゆきさんの事ばかり心配だ。 それに····近藤さんの夢も 見届けていないのに。 私は何も出来ずに死んでゆくのか。 空には雪が舞う。 この白い雪を 私は何度赤く染めたのだろう。