真っ白な世界。

「大丈夫じゃないのは

沖田さんです·····」

どうして辛いのに辛いと言わないの。

どうして泣きたいのに泣かないの。

どうして苦しいのに微笑むの。

どうしてどうしてどうして·····。

どうして貴方が

そんな思いをしなきゃいけないの。

貴方が悲しいことが悲しい。

「まゆきさん、ごめんなさい」

優しい優しい声と共に

ふわりと大好きな匂いが私を包んだ。

「無理をさせてしまってすみません

守ると誓ったのに、

困らせてしまうばかりですね」

嬉しくて嬉しくて

私も抱きしめた。