真っ白な世界。


「誰が傍におれる体なんか

聞きたいわー。

まだこの人ちっとも治って

ないんですよ? 」

「そうなんですか·····?」

私が嘘をついたなんてまゆきさんに

思われたくない。

山崎さんを締め出して

私はいつものように立ち上がった。

「自分の体は

自分がいちばん分かります。

医者もどきには分かりませんよ。」

全身に激痛が走ったが

それでも腕を、足を動かした。

彼女に辛い思いをさせたくない一心で。