真っ白な世界。

「稽古では怒鳴ってしまいますが

気になさらぬように

お願いしますね。」

まゆきさんはまた

頷いた。

「身になっていない!

素振りからやり直し!」

私が厳しくすると

まゆきさんは

言われたことを

ただ、ただ繰り返した。

だが握力が無さすぎる。

木刀1本持つのに

苦労している。