真っ白な世界。

考える時間も与えてはくれないか。

暗闇に慣れた目で辺りを見渡した。

ちょうどまゆきさんが

入れそうな蓋のついた桶。

これなら、まゆきさんが

助かるかもしれない。

「これに入ってください。」

慌ててまゆきさんを入れた。

「沖田さん·····?」

「私は敵に見つからぬように

裏から逃げますので

まゆきさんは敵の気配が消えてから、

朝日が出る頃に屯所へ。

後で会いましょう。」