真っ白な世界。

「沖田さんの方が重症です。

今、治しますから。」

思い出したかのように

慌てた素振りで私の体を触る。

「だめです。」

「····血が沢山出てます。」

「もうこんな事、

やってはいけません。」

怪我を治してもらっても

まゆきさんがその傷を負う。

私が怪我させたも同然になる。

·····もう怪我してしまってますが。

「誰かを助けるために、

自分を犠牲にするのはやめてください。」