真っ白な世界。

それは十分にわかっているだろう。

源さんに指揮を取ってもらえば

確実に奴らの身は安全だ。

正直、私を慕ってくれなくても

別に構わない。

嫌われても困ることは無い。

私はそういう人間だ。

真っ暗闇な雨の中を

ひたすら歩き続けた。

「まゆきさん·····。」

それからしばらくしても

まゆきさんは見つからなかった。

本当にもう無理なのだろうか·····。

もう、会えないのか·····。