真っ白な世界。

しかし、まゆきさんに

私の気持ちを

伝える気がなかったので

平助の気持ちに気付かないふりをした。

·····まゆきさんの前に

平助と話すべきですね。

夕刻、私は久しぶりに手が空いた。

「平助、少し散歩しましょう。」

「悪い·····仕事があるんだ。」

そう言って私の横を

通り過ぎようとする平助。

もう、話すらしてくれないのだろうか。

「平助、勝負しましょう。」