真っ白な世界。

「これは私の父が

教えてくれた話です。」

父·····?

「作り話を?」

「いいえ。

父と母はこうして巡り会ったのだと

子供の頃よく聞かされていました。

懐かしいですねぇ。」

懐かしそうに笑うはじめさん。

「そんな話を信じろと?」

夢のような話、

そもそもはじめさんは

信じているのだろうか。