真っ白な世界。

二人で真っ暗な道を歩く。

━━ざっ━━ざっ━━

━とこ━とこ━とこ━

「あっ·····!」

まゆきさんが

私に抱きついた。

小石に引っかかったようだ。

「大丈夫ですか?」

「だい、じょうぶです。」

私の腕を強く握りしめた。

なにか不安なのだろうか。

「もし良ければ袖を

掴んでいて大丈夫ですよ。」