真っ白な世界。

まるで初めての物を

見るかのように。

「こうして持つんですよ。」

私は手を添えて教えた。

少し箸の持ち方は

下手だったが

私の言うことを素直に聞きいれ

必死に箸を使っていた。

そして寝る時間になり

布団に入った。

「わた、しの事、

聞かない、の?」

そんな質問をされた。