真っ白な世界。

雨が降り続ける。

「····死んでもいい。

そう思ったんです。」

「そっか。」

平助は静かに

話を聞いてくれるようだ。

「死ぬ覚悟は出来ていた。

人を殺しているのだから

自分も死んで当たり前だと。

なのに·····

まゆきさんの事が頭に浮かんで

もう一度会いたいと願ってしまった。

そして私はまゆきさんに会うために

芹沢さんを殺した·····。」