真っ白な世界。

私は井戸へ向かった。

私は雨に打たれながら

空を見上げた。

真っ暗な夜だ。

まゆきさんに会うのが怖い·····。

人殺しの私が

近づいたら壊してしまいそうで。

あの細い体は

握っただけで

ボロボロと滅びていきそうだ。

「雨の中何してるんですか?」

廊下にまゆきさんがいた。

平助達にあれほど見張っとけと

言ったのに

恐らく先程まで一緒だったのでしょう。