真っ白な世界。

一太刀目は華麗に避けられた。

私は狙われ、

避けるばかり。

それでも完璧に避けれる訳ではない。

これだけでも体力を消耗する。

お互いに次の一太刀で

決着が着くことは

想像がついていた。

「左手は使い物になんねぇなぁ。」

私の左手を見て

芹沢さんは笑う。

「貴方なんて右手で十分です。」

私は強がりを言った。