真っ白な世界。

「芹沢さんにですか?」

「新見さんです。」

さらに怒りが湧いた。

芹沢さんの陰に隠れて

あの人は調子に乗っている。

「新見さんとは同室でしたよね。」

こくんと頷いた。

「怖くはなかったですか?」

「怖い·····?

気持ち悪かったです。」

怖いという表現も

まゆきさんには分からない。

「しばらくは夜、

共にいない方がいいです。」