朝になり、俺はスーツに着替える

朝の弱い聖美は起きて来ない


俺は置き手紙を書き、家を出る


今日は日曜日だが、どうしてもあや子に会わなければならない



ロールパンを一つ口に挟み、マンションをでる



「あや子…おはよぉ」


玄関を出てすぐに電話をかけた


「今から行くよ」


用件だけのべて、電話を切る



いつもなら電話なんてしない


ましてや妻が来てる日には