寡黙なトキくんの甘い溺愛


「な、なにを、いきなりッ」

「いや、さっきも写真見て思ったんだけど……髪をほどいて化粧を少しするだけでも、スッゴク変わると思う」

「そんなことないって……も~ビックリしたなぁ」



自分の手をゴシゴシ洗う。しずかちゃん、自分のことを棚に上げておいて、よくこんな私の事を可愛いなんて……やっぱり優しいなあ。

「でも、だからこそね」としずかちゃん。



「大橋が砂那のことを好きだと思うのも、変な話ではないなって思ったの。砂那はかわいいよ。それに、明るいし性格もいい」

「え……や、やめてよ。大橋くんのは絶対からかってるだけだって」

「まあチャラい大橋は仮にそうだとしても……砂那、いつかも言ったけど、自分に自信を持ってね。砂那はいつも自分を過小評価するから心配なの」

「……ふふ、ありがとう」