「さっきの続き……して?」
「! もう、砂那のばか……っ」
押さえていた理性はあっという間に切られてしまい、俺は砂那に唇を重ねる。砂那の乱れた息遣いが、キスの合間に漏れて、その吐息だけで、俺はおかしくなってしまいそうだった。
「砂那、好き、大好き……ずっと、こうしてて」
「あ、トキ、くん……っ」
ギュッと抱きしめあった体はどんどん熱を帯びて、そして互いの体温を高くする。その体温は二人に、止まない興奮と、絶え間ない愛を降り注いで……俺と砂那の体は、唇は、なかなか離れなかった。
「(もう、永遠にこうしていたい……)」
そう思った時だった。
ガチャ
不意に開いたのは、玄関の扉だった。



