寡黙なトキくんの甘い溺愛


なんで?
どうして?


好きになってほしいなんて、どうしてそんな事を言うの?しかも、さっきの言葉――どこをとっても、私には告白にしか聞こえなくて……胸がザワザワした。


聞いていいかな?
図々しいかな?


今のは告白ですか?って、聞いてしまいたい……っ。

でも、

だけど、



「(聞くよりも先に、私がもう期待しちゃってる……っ)」



トキくんの言葉を「告白だ」と断言している自分と、自惚れちゃだめと釘をさす自分と……。

だけど、自分でも分かる。私は今、さっきのトキくんの言葉を「告白だ」って思いたがってる。


今まで、少しずつだけど感じていた。

トキくんがいつも優しいのは、もしかして私だからじゃないかって。

トキくんがいつも助けてくれるのは、私のことをよく見てくれてるからじゃないかって。



本当は、トキくんは――