「あれー?砂那ちゃん?」
「え、大橋くん?」
上下スポーツウェアを着た大橋くんと、家の前でバッタリ会ってしまった。
「え、あれ?今日は部活は?サッカーだよね?」
「今日は休みなんだ。でも体を動かしたくて走ってた!」
「すごい、元気だねぇ~」
感心していると、大橋くんは私をじーっと見る。そして「なんか今の砂那ちゃん、可愛いね」とスカートと頭を指さした。
「いつもよりスカート短い。あと、髪も高い位置でくくってる!俺ポニーテール大好きなんだよ~」
「え、あ!」
そうだった。トキくんの彼女の役をした時にスカートを上げて、そのままだった!
恥ずかしくて、急いで元のひざ丈の位置に戻す。髪は……せっかくトキくんがくくってくれたから、もう少しこのままで……。



