青年龍斗が魔女様美佳子との年齢を魔法で交換しようと提案する。

 これには、美佳子はキュンが止まらない。けれども、魔女様は迷う。年齢を交換、魔法で出来ないことはない。

 そもそも、青年がなぜそんなことを言ったのか? 青年は自分の方が年齢が上ならば魔女様との片思いが上手くいくという考えである。

 しかし、美佳子からすれば、龍斗の考えは甘かった。でも、魔法で年齢交換を元通りにするのは簡単である。魔女様美佳子は、決心する。魔法で年齢を交換した。

 青年と魔女様は鏡の前に立つ。
 大切なことは、何一つ変わらない。
 それは誰かを好きになること。
 青年と魔女様は二人で笑顔いっぱいだった。