「キャー!! 宙くんかっこいい!!」
女子達の歓声が上がる。
宙くんにドキドキが止まらない。
キーンコーンカーンコーン♪
あ、終わりのチャイム…。
「チッ、では解散」
阿久津先生は不機嫌そうに言った。
「花城さん、ちょっといい?」
ツインテールの女子が話しかけてきた。
いつもみんなにツインって呼ばれてる子だ…。
「花城さんってさ、宙の義理の妹なんだよね?」
「あ、うん」
「なのになんで苗字違ってるの?」
え……。
周りの女子達は、ツイン、よくぞ聞いてくれた! という顔をしている。
「あ、それ、俺も気になってた」
「宙、プライベートなことあんま話してくんねぇし」
春くんがそう言うと、
「バカ」
耀くんは、にこっと笑って言う。
「春、空気読みなよ」
「え、美青、なんで急にキレてんの?」



