最強総長は姫を眠らせない。🌹


「せ、先生、そんな言い方はないんじゃ…」

 周りは驚く。

 あ…、は、初めて声上げちゃった。

「ボサ女は黙ってろ」

 ボサ女!?
 合ってるけど…(そら)くんのこと助けられなかった。

 (そら)くんは目を開け、私を見る。

 え、目が合って……。

 (そら)くんは立ち上がった。
耀(よう)

「やる気になったみたいだね。はい、(そら)
 耀(よう)くんは竹刀を軽く投げる。

 (そら)くんはパシッと受け取った。
「先生、練習相手になってもらっていいですか?」

「なめやがって。いいだろう」

 阿久津(あくつ)先生と(そら)くんは竹刀を持って向き合う。

「来い」

「じゃあ遠慮なく」
 (そら)くんは目にも見えない速さで近づき、

 シュッ。
 阿久津(あくつ)先生に竹刀を振り下ろす。

 その時、(そら)くんの体に翼が生えたかのように見えた。

 竹刀は阿久津(あくつ)先生の頭上で止まる。

 (そら)くんは余裕の笑みを(こぼ)す。


「先生、これでいいですか?」